耳鳴りの原因となる症例 |
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病気による耳鳴り(メニエール病) |
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メニエール病は、 内耳障害を起こす代表的な病気として知られています。 主な症状としては、 ■耳鳴り の3つが挙げられます。 メニエール病の原因は、内耳にある内リンパという液体が過剰に 溜まることで発症するといわれていますが、 根本的な治療法は発見されておらず、難病とされています。 また、ストレスとの関係を指摘する説もあり、 自律神経や他の難聴との関連も研究されています。 聞こえる耳鳴りは、「ブーン」という低音のものから始まり、 次第に「キーン」といった高音に移行するケースが多いようです。 メニエール病の特徴のひとつとして、頻発する目まいが挙げられますが、 中には難聴と耳鳴りのみを発症するケースもあり、 これは蝸牛型メニエール病と呼ばれます。 逆に目まいのみを繰り返すケースを前庭型メニエール病といいます。 前者(蝸牛型)は次第に目まいを併発する完全型のメニエール病に 移行する場合が多いようですが、 後者(前庭型)は完全型へ移行する確率が低いとされています。 いずれの場合も早期の発見・治療が大切です。 慢性的にめまいや耳鳴り(初期症状としては耳における圧迫感)を感じたら、 すぐに病院で診察を受けてください。 |