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耳鳴り体験談

 
 

耳鳴りの再発

 
 

耳鳴り そしてしばらくした頃、深夜12時頃だったと

思いますが、本か新聞か何かを読んでいたときに、また

右耳から「キーン」という小さい音が聞こえてきました。

直感的に、「あ、これはまたこの前みたいに急激に大きな

音になって、爆音のようになるぞ」ということがわかって、

恐怖で右耳を手で覆いました。

でももちろん、手の多いが耳鳴りに効くわけもなく、数秒の

うちに音がだんだんと大きくなって、頭に直接刺さるほどの

音量になり、同時に頭もズキズキと痛くなってきました。

音が大きくなって通り過ぎるまでの間は、おそらく数秒だと

思うのですが、その時には「この音がどこまで大きくなるんだろう」

「頭が耐えられないほどの音量になるんじゃないか!?」という

恐怖感があって、感覚的には5分くらいの長さに感じました。

実際はたぶん、数十秒だったと思います。

そしてまた、耳鳴り音はピークを過ぎ、だんだんと小さくなって

いきました。

耳鳴りが治まっても、かすかに頭がズキズキと痛むような感じ

でした。

そしてそのときに母親が起きていたので、相談してみると、

「早めに病院に行った方が良さそうだね」

ということになり、次の日に病院に行ってみるという話に

なりました。

ちなみに僕の母親は「耳鳴り」になったことがないらしく、

耳鳴りの感覚自体もよくわからないとのことでした。

確かに考えてみると、僕も耳鳴りとは意識していません

でしたが、右耳(のみ)から時々「キーン 」という音が

聞こえていることはありました。

今回のように大きな音ではありませんでしたが・・・。

特に耳鳴りというものがわからなかったので、普通のことだと

思ってたのですが、これが耳鳴りだったわけです。

とりあえずその日はさっさと寝て、次の日に学校を少し

早めに早退して、病院に行くという予定を組みました。

つづく・・・

 

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